国内で桜えびが獲れるのは、静岡だけ。
日本一の富士山の恵みを受け、富士川、大井川、安倍川から清流が流れ込む駿河湾の構造が桜えびの生育に適しているといわれています。
春漁は3月下旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬で、それ以外の時期は桜えび保護のために休漁となります。
漁は、夕方から夜にかけて、2隻一組で行います。桜えび漁の許可証をもつ船は日本国内で、静岡の由比と大井川の2漁港のみで120隻しかありません。
また、漁期の前には生息数の調査が行われ、漁獲量や操業日数などを厳しく管理しながら桜えびを守っています。